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SASサービスオブジェクトの作成

SASサービスオブジェクトは、サーバとサーバ証明書間の通信を容易にします。サーバをeDirectoryツリーから削除する場合は、サーバに関連付けられたSASサービスオブジェクトを削除する必要があります。同様に、サーバをツリーに戻す場合は、そのサーバに属するSASサービスオブジェクトを作成する必要があります。SASサービスオブジェクトを作成しない場合、新しいサーバ証明書は作成できません。

このページでは、特定のサーバのSASサービスオブジェクトを作成できます。

[参照]ボタンをクリックし、SASサービスオブジェクトを作成するサーバを選択します。次に[OK]をクリックします。

ユーティリティで新しいSASサービスオブジェクトが作成されるのは、サーバオブジェクトと同じコンテナ内に、適切な名前を付けられたSASサービスオブジェクトが存在しない場合だけです。たとえば、「WAKE」という名前のサーバでは、「SASサービス - WAKE」という名前のSASサービスオブジェクトが作成されます。ユーティリティでは、サーバオブジェクトからSASオブジェクトまでのDSポインタ、およびSASオブジェクトからサーバオブジェクトまでのDSポインタが追加されます。また、SASサービスオブジェクト上に正しいACLエントリが設定されます。

SASサービスオブジェクトがすでに正しい名前で存在する場合、ユーティリティでは新しいSASサービスオブジェクトは作成されません。古いSASサービスオブジェクトのDSポインタは、誤っていたり見つからなかったりする場合があります(ACLが適切でない可能性があります)。この場合、破損したSASサービスオブジェクトを削除し、ユーティリティを使用して新しいSASサービスオブジェクトを作成できます。このサーバに属するサーバ証明書がある場合、ConsoleOneの[その他]タブを使用して、サーバ証明書をSASサービスオブジェクトへ手動でリンクする必要はありません。

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