パブリックキー、プライベートキー、証明書、および証明書チェーンが含まれるeDirectory®オブジェクトです。このオブジェクトはまた、KMO (Key Material Object)としても知られており、eDirectoryスキーマ名はPKI:Key Materialです。プライベートキーはサーバ認証オブジェクト内に暗号化された形式で保存されます。1台のサーバには複数のサーバ認証オブジェクトを保存することができます。特定のサーバで実行される暗号化対応のアプリケーションの操作に暗号化キーが必要な場合、そのサーバに保存されたサーバ認証オブジェクトのうち任意の1つを使用して設定できます。
すべてのサーバ認証オブジェクトは必ずサーバに保存する必要があります。サーバ認証オブジェクトの所有権を変更したり移転することはできません。
各サーバは、暗号化対応のアプリケーションがサーバの証明書を使用できるように、対応するサーバ認証オブジェクトにリンクしています。